IoTって何?IoT総合エッジウェア[Gravio]のデモ検証
こんにちは。
弊社でまだ取扱いのないIoT製品ですが、
メーカーの方からデモ機をお借りする機会がありましたのでこの場を借りてご紹介。
IoTという言葉が最近良く聞かれると思いますが、
IoTって詳しく分からないなんて方いらっしゃると思います(私もよくわかってません!)。
読み方はアイオーティーで「Internet of Things」の略でモノのインターネットと訳されています。
PC、スマホはインターネットに繋いでHPの閲覧、メールのやり取りなどネットワークを通じて活用幅が増えました。
IoTは今までインターネット活用の出来なかったモノにもセンサーなどを介してインターネット活用の幅を持たせようというものです。
そんなIoTを簡単に構築する事が出来るIoT総合エッジウェア[Gravio]のご紹介。
自由にセンサーを組み合わせて既存設備にIoTを導入する事が出来ます。
IoTと聞くと管理システム構築と導入まで時間が掛かるなどの難しいイメージがありました。
Gravioに関してはセンサーを既存設備に設置、センサーを管理する為のIoTゲートウェイをネットワークに繋いで設定を行うだけ。
手軽に既存設備にIoTを導入する事が出来ます。
いくつかセンサーがありますが今回温度センサーを使って、サーバーラック内の温度を測定し、
規定温度時は青、規定温度を超えた場合にランプが赤く光るという設定で構築してみます。
今回の主役の温度センサー。サイズも小さく、電池式なので場所を選ばず設置する事が可能です。
裏面が両面テープで張り付ける事が出来ます。
センサーの情報を受け取るIoTゲートウェイのGravio Hub。
普段使っているネットワークに接続するだけ。(有線、無線両方可能。)
デザインもお洒落で見える場所においても違和感はありません。
センサー、インターネットに接続するIoTゲートウェイのGravio Hub
温度センサーの情報を可視化する為のスマートランプとLED表示パネル。
点灯したランプの色や表示された温度で現在の機器の状態を確認する事が出来ます。
あとはパソコン内にある管理ソフトウェアでセンサーの閾値やスマートランプなどの動作条件などを設定するだけ。
サーバーラック内に温度センサーを設置したと仮定しまして、温度が30度未満では青にランプが点灯し、30℃以上になるとランプが赤に点灯する設定にしました。
センサーではありませんがLEDMatrixで現在の温度も表示させています。
ラック内温度が30℃未満
ラック内温度が30℃未満
温度状況を常に表示し、管理者が決めた温度に達したらランプを使って視覚的に知らせてくれます。
次にCO2センサーを使ってオフィス内のCO2濃度を測定し、換気の目安にランプを点灯させてみました。
キーセンサーをCO2に変更し、あとは設定入力。
CO2濃度が800ppm未満は青、800ppm以上にはスマートランプが赤に点灯するように設定。
先程と同じく現在のCO2濃度をLED表示パネルで表示もしています。
今回はTeamsへの通知も設定してみました。
室内のCO2濃度が800ppm未満。
室内のCO2濃度が800ppm以上。
800ppmを超えるとTeamsに自動的に通知し、換気目安にしました。
使う事の出来るセンサーは温湿度センサー、人感センサー、振動センサーなど全部で8種類。
製造現場では温度、振動センサーを合わせて使い、製造機器の異常検出の可視化やメンテナンスの目安とすることも出来ます。
人感センサーを会議室に設置し、利用状態を連動したランプで確認など。
導入事例など詳細がメーカーHPにありますのでご興味ある方はご確認下さい。
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今回検証機をお借りする機会がありましたのでIoTについてお話させていただきました。
アイディア次第で業務改善を図れるIoTは今後身近になっていくのかと思っています。